松原通界隈活性化活動プロジェクト委員会
まちづくりの取り組みなどの紹介を通じて、下京区の魅力を再発見していただくコーナーです。
今回は、継続的に松原通界隈のまちづくり活動に携わっている団体を紹介します。
松原通は古くは平安京の五条大路で、かつては祇園祭の山鉾も巡行していました。そんな松原通の魅力を発信するために発足した松原通界隈活性化活動プロジェクト委員会。松原通にちなんだビールやパン・ラスク等の商品開発や、「松原通の駅」といったイベントなど、地域の自治連合会や企業、商店街と協力し、幅広く活動を行ってこられました。また、洛央小学校と連携し、講演会やまちあるきなどの地域学習にも携わっています。
今年はコロナ禍でイベントやワークショップが開催できない中、伝統産業の職人の仕事場を紹介する職人巡りツアーの映像をオンラインで公開する取り組みを始めました。委員会座長の山田正太郎さんは「映像をネット上で公開することで、より多くの人々に見てもらえる機会になった」と話します。今後の活動について、副座長の冨江さゆりさんは「これまで関わってきた若い世代がまちづくりに興味を持ち、活動を受け継いでいってくれると嬉しい」と期待されています。
※市民しんぶん下京区版「下京のひびき」令和3年1月15日号掲載時の内容です。
2021.01.15