下京の隠れた魅力スポット -『京都市学校歴史博物館』と『和栗専門 紗織』-
今回、下京区の2つの魅力スポットを訪れたので紹介したいと思います。
まず、1つ目は京都市学校歴史博物館。ここはだいぶ前に一度訪れたことがあり、展示内容の奥深さ、内観と外観のレトロな雰囲気がとても魅力的だと感じ、今回取り上げました。
展示は常設展と企画展の2つに分かれています。常設展では、明治維新から始まった京都の学校や教育の歴史を知ることができます。企画展では、学校や歴史に関わる展示を代わる代わる行っています。
実際に私が回っていて面白いと感じたのが明治~終戦で使用されていた教科書が展示されている教科書の部屋です。ここでは実際に教科書を手に取って見ることができます。各科目の教科書を見ることができます。黒塗り教科書も見ることができ、当時の歴史をまじまじと感じました。
京都市学校歴史博物館は、見た感じは学校に見えますが、入り口に回ってみると実は博物館であるということがわかります。皆さんもその入る前の驚きを感じ、展示も楽しんでみてください。
2つ目は和栗専門 紗織。ここはチラシから知り、調べてみたら他とは違うモンブランが目につき、ちょうど下京区に位置していたことから絶対に取り上げたいという強い思いがありました。
紗織は木屋町の町家街に佇んでおり、すぐ隣に鴨川があり、大きな窓からは鴨川の落ち着いた流れを一望でき、食事と共に楽しめます。私も実際に鴨川を見ながら食事をしましたが、聞こえてくる川のせせらぎが心を落ち着かせてくれました。
私が訪れて食べたのが看板メニューの「錦糸モンブラン-紗-」。最高級和栗とされる京丹波くりを使用したもので、栗の本来の味を出すために砂糖の使用はなるべく控えて、そのまろやかな味を引き出しています。
下京区ひいては京都全体で見てもここまでモンブランにこだわっているお店はそうそうありません。この味の素晴らしさをぜひ一度体験してみてください。
(下京ローカルグッドレポーター:冷水凉寒)
2023.10.11