「扇子」の概念を超える! 新しい扇子のかたち
地下鉄烏丸線 五条駅から徒歩1分、
真っ黒の外観が目印の「扇子の山二(YAMANI)」に行ってみました!
今回、私は創業から300年間ずっと愛され続けている、(山二の)扇子へのこだわりをお聞きしたいと思い、インタビューをしてきました。
いざ入店すると、そこには宝石のように輝いた扇子が店内にびっしり飾られており、眺めるだけでも満足できる最高に美しい光景が広がっていました。そして、オシャレな照明と上品な接客がより一層、扇子を輝かせているように感じました。
そこで、担当者の方に山二の扇子の特徴についてお話を伺いました!
「山二の扇子は伝統×現代を新たなコンセプトとして、若者、ビジネスマン、ご年配、外国人観光客といったあらゆる世代に受け入れられやすい商品デザインを取り入れているそうです。」
その中でも、「ミーニャ」と「レース扇子」が大人気だと仰っていました。
「ミーニャ」は若者や女性に大人気!(←左図)
暑い日でもかわいいミーニャを見れば疲れが吹き飛ぶこと間違いなし!(犬バージョンの「ポコ」もいます)
また、和紙の糸を使用した「レース扇子」は鑑賞用としても魅力的です。(→右図)
キャンドルの灯りで扇子を透かすと雰囲気MAXに!
また、「ポケット扇」というオリジナル商品も製作されており、ビジネスマンの胸ポケットにスポっと収まるように持ち手が伸縮する画期的な扇子もありました。
私は、今回のインタビューで、京都の伝統産業である「京扇子」が、様々な世代や海外の人々から愛されていることを知って、とてもうれしく思いました。
また、伝統産業が現代に受け入れられやすいように時々刻々とアレンジしていく職人さんの確かな技術と創造力に感心しました。
ちなみに、私は父の誕生日プレゼントに「龍」の扇子を購入しました!
そして、購入した商品の包装がとてもオシャレでした!!
皆様もぜひ店舗に寄って、商品を眺めてみてください!
絶対に一目惚れする商品があると思います!
(下京ローカルグッドレポーター:土江 創太)
2023.10.11