JR京都駅から徒歩10分の距離にある、龍岸寺。今回は龍岸寺の住職である池口龍法さんにお話を伺った。龍岸寺は、仏さまをドローンで飛ばしたり、仏像・仏具ガチャを作ったり、仏像彫刻教室を開催したりするなど、馴染みやすくとっても楽しいお寺だ。
魅力いっぱいの龍岸寺であるが、その魅力の一つに、龍岸寺は江戸時代の天文学者、渋川春海の旧宅であったことがあげられる。『渋川春海にちなんで、龍岸寺では星座が書かれたお墓があります。全体が月の形になった線香立てもあるんですよ。』と、池口さん。星座とお墓のマッチが新しく、おもしろいしかわいい。
このように池口さんは、様々なことにアンテナを張り巡らし、お寺をより身近に感じてもらおうと日々奔走していらっしゃる。
新しいことにどんどん挑戦し、パワーアップされる池口さんの、その活力はどこから湧いてくるのだろうか。お聞きしたところ、『自分が知ってる仏教と、仏教に馴染みのない一般の方の仏教に対する認識の差を少しでも埋め、仏教をお寺をもっと身近に感じてもらいたい』とおっしゃっていた。また、『コロナを経て仏様に手を合わせる人が多くなったように感じる。』ともおっしゃっていた。このように仏教を求める人が増える中、仏像彫刻体験を開催し自分だけの仏様を作ることで 仏教により親しみやすくなりそうだ。

次はどんなイベントが待っているのだろうか？楽しみだ。

住職と仏具ガチャ(1回2000円) 星座が描かれた墓石

月型の線香立て

これだけ大きな石をカーブにカットするのはものすごく大変なんだそう。

外観。街中に溶け込む。

仏様のドローン。来迎の様子をリアルに再現。

（下京ローカルグッドレポーター：のんちゃん）