3年ぶりの「サマーナイトフェスティバル」 完全再開に向けた七条中央サービス会の取り組み
7月16日、3 年ぶりに開催できた「サマーナイトフェスティバル」。
「サマーナイトフェスティバル」とは、七条中央サービス会と京都市立七条第三小学校の小学生が夜店を出す祭りで子供や大人まで皆が楽しめる毎年恒例の祭りです。開催するか否か主催者側である同会岸田智之会長に今年しようと思った理由について聞いてみると、「コロナコロナで何もできていなかった2 年間、子供達はもちろん、商店街にも活気を戻すために何とかしたいと思い開催しました。」と話します。
しかし、以前のような小学校の子達を交えての夜店は、現在のコロナ状況や安全面を考慮し、小学校側と協議のうえ、今年も中止に到りました。小学生達は、開催するのに必要な上記の絵を描いて当日、協力をしてくれました。
小学生を交えての夜店は中止になりましたが、3年ぶりに私がボランティアで所属してる団体先の下京青少年活動センターで活動しているメンバーと共に子供向けのお店を出店しました。
私自身、祭りが始まる前の準備からワクワクしてきました。やっとサマフェスができる。周りの飲食系のお店が準備を始めているなど、祭りの空気が高まる中で、自分たちも何かをやり始めなくてはいけないという気持ちがあったからだったのかと思います。きっと、岸田会長や商店街や他の人達もそうだったと思います。
今回出店したゲームは制限内に空気砲で目の前のお化けを倒すという内容で全てのお化けを倒すと、お菓子の景品と「真夏のゴーストライダー」の称号をもらえます。
ゲームを行った小学生や小さい子達は、無我夢中にお化けを倒すまで、ゲームを楽しんでくれました。お店開始から列に並ぶ程、複数回ゲームに挑戦する子供達がいました。中には、ご両親に助けてもらいながら、また一緒に全てのお化けを倒す家族や友達が終わるまで応援する子供達がいました。そして、楽しそうにゲームをしてくれる子供達の表情を見て、安堵の気持ちと、「やってよかった。」と達成感が生まれました。ブース以外の飲食のお店も全て完売する程、賑わいを見せました。外も暗くなり、あっという間に閉店の 21 時になりました。
2年間、コロナ禍で開催できず、今年は子供達の呼び込み等無しの形でしかできていませんでしたが、以前のように「サマーナイトフェスティバル」が開催できるように感染対策を徹底的に行い、一歩前に進めた「サマーナイトフェスティバル」をすることができました。
来年はコロナも収まって、小学生達も参加し呼び込みの声が地域や「サマーナイトフェスティバル」で響くソーシャルでグッドの空間にしたいなぁと思いました。
(執筆者:下京ローカルグッドレポーター:鳴海雅也)
2022.10.24