京女生が見ぃ~つけたっ!まちの魅力③人と人をつなぐ場~佛光寺野菜市にいってきました!~
下京区内の魅力をさまざまな視点から紹介する「下京まちストーリー」。
今回は,ボランティアレポーターで協力いただいている「下京いきいき市民活動センター」で昨年秋に社会教育実習を受けられた京都女子大学の学生さんによるレポートをご紹介します。
学生ならではの新鮮な目線から,区内の魅力や感じた課題など率直につづっていただいています。
11月14日、佛光寺さんの野菜市にいってきました。
毎月14日に佛光寺さんの境内で行われている野菜市では、地元京都産の旬の野菜に加えて、こだわり抜かれた自慢の食材や加工品が並んでいました。
佛光寺さんではお寺を人と人をつなぐ場として有効活用するための取り組みをされており、野菜市もその1つです。
朝早くに行ったにもかかわらず、すでに売り切れてしまったものもあるほど、絶えることなくお客さんがお店に訪れていました。
私がおすすめの野菜をお聞きしたところ、「全部おすすめやけど、レモンと蓮根と生姜が人気だね」とのこと。
その中でも私の好きな蓮根を購入しました。
スーパーで見かける蓮根とは違って土がついたまま袋に詰めることで、新聞を巻いて保存すると通常よりも長持ちするそうです。
さっそく家に帰って夜ご飯に。シャキシャキとした触感がとっても美味しかったです!
お店の方やお客さんと他愛もないお話ができて、楽しかったです。
野菜市に来た人の中にはお寺を参拝する姿も見られ、「寺院に足を運ぶ」という流れを活発化させることで、地域の人々の繋がりを感じることができました。
お寺は、古くから人々の交流や地域の中心的な場所として愛され、地域社会と密接に関わっていました。しかし、およそ1600も存在する京都の寺院は、時勢から参拝者が年々減っているという現状を抱えています。
そんな中、佛光寺で地元の人だけでなく、観光に来た人までも魅了するアイデア性溢れる工夫を知ることができました。
また、お寺には珍しい素敵なカフェも建てられており、今度友人と来てみたいと思いました!
京都の古き良き寺院を温かい場所として残し、地元の美味しい野菜に出会うことのできる人気のスポット佛光寺さん、ぜひ訪れてみてください!
(京都女子大学3年 西岡田 彩加)
2022.03.14