京女生が見ぃ~つけたっ!まちの魅力②~門前を照らす希望の光~
下京区内の魅力をさまざまな視点から紹介する「下京まちストーリー」。
今回は,ボランティアレポーターで協力いただいている「下京いきいき市民活動センター」で昨年秋に社会教育実習を受けられた京都女子大学の学生さんによる東本願寺周辺エリアのレポートをご紹介します。
学生ならではの新鮮な目線から,区内の魅力や感じた課題など率直につづっていただいています。
昨年11月、東本願寺の別邸、渉成園ライトアップ2021に行ってきました。
これは、「おひがしさん門前未来プロジェクト」地域の魅力を再発見し、住む人々を元気づけるためのイベントの1つです。
※https://www.monzen.serd.jp/mirai-lightup
ライトアップされた木々や建造物が池に映し出される光景は圧巻です・・・。
紅葉シーズンということもあり、夜の雰囲気に木々が映えていてとても美しかったです。
説明が添えられている場所もあり、初めて来た人も楽しめる配慮がなされていました!
スタッフの方にお話を伺ったところ、地域の人が住む町の魅力を再発見し、訪れた人々を元気づけたい!という思いでこのイベントが企画されたということでした。
ライトアップされたお寺という新しい視点から、訪れた人々が町への愛情をより一層強くさせられるイベントになったらいいなと感じました。
このプロジェクト、実は2023年春に整備される東本願寺前の「市民緑地」を機に、門前一帯の魅力をさらに高めていくために企画されたものだそうです。
市民緑地は東本願寺前の市道部分と緑地帯部分を一体化して整備されるもので、市民の「賑わい」「憩い」「歴史・文化発信」「おもてなし」の空間を目的とした共有スペースが誕生します。
※京都市ホームページより
実際に市民緑地になる場所へ行ってみると、お寺の門前ということもあり「神聖な雰囲気」を感じることができました。
2021年1月から3月に行われた「東本願寺前市民緑地の整備に関するアンケート」の結果を見たところ、私の予想以上に地域の方々の東本願寺前への訪問頻度が高いことに驚きました!
完成後は、京都駅前という立地を活かし、地域を盛り上げるイベントを開くことができそうです!
市民緑地が門前本来のゆったりとした空間を守りつつ、人々と地域が活発につながる場所になったらいいなと思います。
ぜひ、おひがしさん門前の魅力を再発見してみてください!
(京都女子大学3年 西岡田 彩加)
2022.03.02