下京区にある知の宝庫 龍谷大学大宮図書館
大宮七条にある龍谷大学大宮図書館は貴重書を多数所蔵しています。唐の太宗(李世民)の書庫名に由来する「写字台文庫」という西本願寺の歴代門主が収集した仏教・文学・芸能・医学などの古典籍(3万冊)を中心に大谷探検隊によるシルクロードの仏教伝播ルートの現地調査で収集された「中央アジア西域文化資料」(9千点)なども所蔵しています。国宝『類聚古集』や『平家物語』『御成敗式目』『徒然草』『解体新書』など所蔵する貴重書はWEB上で公開され、自宅のパソコンから自由に閲覧することができます。
ある著名な作家がデビュー前に、産経新聞社の記者として西本願寺の宗教記者クラブに所属し、龍谷大学大宮図書館に弁当持参で毎日のように足繁く通いました。のちにこの人物は「この図書館がなかったら、作家になれていなかった。」と語ったそうです。『竜馬が行く』『坂の上の雲』などの作品で知られ今年、生誕百年となるこの作家は誰でしょうか?
(1)池波正太郎
(2)井上靖
(3)司馬遼太郎
正解は市民しんぶん下京区版「下京のひびき」令和5年2月15日号に掲載します。
2023.09.26