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植柳学区

組織名植柳自治連合会

植柳学区掲示板開設にあたって(植柳自治連合会会長・土屋善弘) お知らせ

1. 当植柳学区は、東西両本願寺の中間に位置し、京都駅からも10分程度にて至ります。

2. 街の人も、この辺りに来ると自然と本願寺に向って合掌礼拝されます。

3. 私は、この学校に入学したのは1943年(昭和18年)4月上旬でした。戦争も段々厳しい戦局となり、京都市内も空襲を受けることが予想され、児童達の疎開が始まりました。地方の農村などに親類がある子供たちはその伝えを頼り、個人的に伝えのない児童達は各町内で3040名位の集団にて(集団疎開)京都府の丹波方面に参りました。

4. 日本の終戦の報に接したのは、ラジオ放送によりましたが、その当座は雑音がひどくよく理解されません。9月に入って、本校から先生が参られ詳しい事を聞き、はじめて敗戦の事を知り、子供達みんな涙を流しました。

5. 植柳国民学校から植柳小学校へと名称も変わり、新生活に出発の意気に溢れました。

6. その頃の学童数は、各学年3クラス(男児組、女児組、男女合同組)で、1クラス約50名、学年ごと合計150名、16年まで900名、その他に女生徒の高等学級(2年制)がありました。

7. 旧校舎は、校庭を取り囲んでいる様子で、グランドは狭く、利用困難の場合、学年によって利用日が定められたこともありました。

8. 学校給食が始まり、珍しい食べ物も頂き楽しい思い出が残っています。

9. 2010年(平成22年)3月、これからの子供達の教育充実を願い、統合校である下京渉成小学校に後を託して140年の輝かしい歴史の幕を閉じました。

10. 小学校跡地については、2023年(令和5年)秋頃完成を目標に、自治会館、屋内運動場、消防団詰所などの地域施設棟と、上質な宿泊施設の工事が進められています。

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